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業績関連
2022.08.23
中嶋香児先生の論文がCell Reports誌に掲載されました。
中嶋香児先生の論文がCell Reports誌に掲載されました。
A)反応抑制における大脳皮質-線条体の関与を解明するため4段階の実験を実施。
B)Stage1結果。ストップシグナル課題中の機能的MRI(fMRI)で被殻前方に活動性を認めた。
C)Stage3結果。拡散MRIで白質路描出。下前頭皮質前部(aIFC)が被殻前方と構造的結合性が強い。
D)Stage2,4結果。被殻前方、aIFCに対して一時的に脳機能を抑制できる経頭蓋的磁気刺激(TUS)を当てるとストップシグナル課題の効率が低下してSSRTが延長した。
E)反応抑制ではHyperdirect経路やIndirect経路が重要と言われている。本研究ではストップシグナル課題時に被殻前方が反応抑制に重要であること、そこに対応する大脳皮質領域がaIFCでありaIFC-被殻前方経路が重要であることをイメージング技術とTUSによる介入によって証明した。